【刀剣買取させていただきました！！ 買取専門店 源 小山店】
小山市のみなさんこんにちは！
いつもご覧いただきありがとうございます。
買取専門店 源 小山店です。
先日こちらの刀をお買取りいたしました！
しかし、残念ながら錆がついていたためか中を見ることができませんでした( ；∀；)
めったにお目にかかることのできない刀剣ですが種類や大きさも様々です。
今回はそんな刀剣の中でも最高傑作と言われる天下五剣をご紹介していきます。
天下五剣
そもそも天下五剣とは何を指すのか。
室町時代から安土桃山時代まで歴史は遡るといわれています。
しかしながら天下五剣という名称は誰が考えたものなのか、選定に関してもどこを基準にしているのか未だ詳細は不明です。
刀の出来が抜群であるという説、由緒伝来も加味されての選定した説等々、議論が分かれていたりもします。
そんな天下五剣、もっとも有力な候補としてあげられているのが以下の５振となっています。
・三日月宗近
・鬼丸国綱
・童子切安綱
・数珠丸青江恒次
・大典太光世
三日月宗近
天下五剣の中でも最も美しいとされ、名物中の名物とも言われています。
名前の由来には刀身に映る打除け(うちのけ/刀文の一種)が三日月に見えることから由来しています。
作刀されたのは10~12世紀となり、名刀の中でも古い刀剣といえます。
刀作されてからおおよそ1000年以上たった今でも綻びもなく、その美しさが衰えることのないことは奇跡と言われています。
今では人気ゲーム刀剣乱舞の顔として紹介もされ名前だけ知ってる！と思う方も多いかもしれませんね。
鬼丸国綱
名前の由来は太平記に記載される北条時頼の夢からきています。
夢に現れる小鬼に悩ませていた時頼ですが、自らを国綱と名乗る翁から「国綱を磨き部屋に立てかけておきなさい」という助言をもらいます。
その助言をもとに磨いた刀を立てかけておいたところ、本刀か倒れかけそばに置いていた鬼を象った火鉢の足を切り落とします。
以降、時頼の夢に小鬼は現れなくなりそのことから「鬼丸」と呼ばれ、北条家の家宝として大切にされてきました。
しかしながら時頼の没後、所持していた持ち主は戦で敗れる、命を落とす、失脚するなどの不幸な運命をたどったとか。
童子切安綱
童子切安綱は大包平と共に「日本刀の東西の両横綱」と呼ばれる名刀です。
帝より鬼退治を依頼された源頼光が大江山に住み着いた鬼・酒呑童子の首を切り落としたことから「童子切」と名付けられました。
また江戸時代には、罪人の試し斬りで６体の遺体を積み重ねたものを輪切りにし、その遺体の下にあった台座までも切り裂いたとか。
安綱の作り出した刀剣の中でも最高傑作とうたわれています。
数珠丸青江恒次
日蓮上人が信者から護身用として贈呈された際に、柄に数珠を巻いていたことから名付けられています。
日蓮没後は身延山久遠寺に持ち込まれましたが享保年間の間に行方不明となります。
それから200年後、競売にかけられているのが発見され久遠寺へ返納しようとしましたが、贋作の疑惑をかけられ返納を拒否されてしまいます。
結局、数珠丸は発見者の自宅近くの兵庫県尼崎市の本興寺に寄贈され今に至ります。
真贋に関しては未だ多くの謎につつまれた名刀です。
大典太光世
名前にある大典は光世(刀工)の通称で、優れた作品であるということからきています。
大典太光世は霊力が宿った刀として有名です。
病に臥せった者のそばに置いておくことで病がたちまち治るというものです。
しかし、そばに置いていないと病がぶり返すということもあり再度借り受けることが多かった刀剣となっています。
天下五剣と言われることもありそれぞれに興味の湧いてくるエピソードが多い刀剣ばかりですね。
こちらの五剣以外にも有名な刀は数多くあるかと思いますが次の機会にまたご紹介できたらと思います！
このように当店ではブランド品のバッグやアクセサリー以外も買取しております。
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